自己紹介<お天気編>
昨日は新宿の紀伊国屋サザンシアターに「桜の花にだまされて」を観に行きました。
久しぶりのストレートプレイでしたが、とても面白い舞台でした。
笑いが満載なのに最後は少しホロリとくるという、典型的な私好みのパターンでしたし。
この舞台はマウスプロモーションという声優事務所の公演だったのですが、声優さんって本当に芸達者ですね~。
所々にアニメ漫画のような効果音が入っているのも新鮮で面白かったです。
さて、自己紹介のラストは「お天気編」。
今の私にとって一番身近で、一番大切で、一番興味深い(ミュージカルとは別の意味で)ものが「天気・気象」です。
気象キャスターの中には「昔から空と天気予報を見るのが大好きでした!」というお天気オタクが少なからずいるのですが、私はそうではありませんでした。
雲が流れている様子や星空を見るのは好きだったけれど、気象学や地学に特に興味はなかったんです。
その興味が一気に強まったのはTBSラジオのキャスター研修生をしていた時。私たちのデスクのすぐ隣にいる気象キャスターの方が、天気図を解析したり、原稿を書いたりしている姿にすごく憧れました。
そこから1年間、資格の学校に通いました。ですが文系の私には微分とか積分とか「???」という感じで。
あの時は大学受験より勉強したのではないでしょうか。
当時を知る人は「でも授業中に居眠りしてたよね」なんて言いますが(^_^;)
そして1年後に試験に合格した訳ですが、資格を取ってからの方が大変でした。
気象キャスターは「予報をする」こと以上に「解説をする」技量を求められます。
もちろん知識はたくさんあるに越したことはないのですが、限られた放送時間の中で、その知識から何を選び、どのように伝えるかが大切になるんです。
雨雲の動きや風向風速は刻々と変わりますから、すばやい判断が求められます。
そして時に判断を間違えます。
そんな時は自分の予報や解説を振り返り、反省します。そして次の機会に的確な判断ができた時には、心底「やったあ!」と思います。
100%の予報は絶対にありえません、でもそこが気象という分野の何よりの魅力なのだと思います。
そして私も、届かない100%にできるだけ近づけるよう日々努力しています。
努力していますので…たまに外した時も、暖かく見守ってくださるとありがたい…です(^_^;)
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