ホープ・ランド
きょうは立秋、暦の上では秋となりますが、相変わらずの夏空と暑さが続いています。
我が家のシンバくんも、すっかり伸びきって寝ています
きのうは、劇団ふるさときゃらばんの新作ミュージカル「ホープ・ランド」を観に行きました。
このミュージカルは「エコ・ミュージカル」ということで、地球温暖化への警鐘とともに、日本の山里や棚田の保全を訴える内容でした。
赤道直下にあるモルバル(モルジブとツバルを組み合わせて名づけたのかと思います)は、珊瑚礁でできた海抜2メートルの島でしたが、地球温暖化による海面上昇で海の中に沈んでしまいました。
モルバルの人々は船を作って、友人のオカモトを頼って日本に逃れてきます。そして、日本の過疎の限界集落で生活をすることになります。
モルバルの人たちは、集落に住むトンザブロウ一家とともに、荒れ果てた土地を耕し、豊かな山里を復活させていきます。
トンザブロウたちも、「大地と太陽と水があれば人間は生きていける」と信じるモルバルの人と触れ合うことで、改めて自分たちが暮らす土地の美しさに気付いていく、というストーリでした。
地球温暖化に関しては色々なところで問題にされていますが、日本の山里や棚田と組み合わせながら新たな切り口で「エコ」を考えている所が「ふるきゃら」流で面白い取組みだと思いました。
内容はメルヘンの要素も多く、思わず「そんなことはないでしょう」と言いたくなるつっこみ所も多少ありましたが
、見終った後にはモルバルの人たちの生き方から考えさせられることがたくさんありました。
そしてこの「ホープ・ランド」は、私たちが来年3月に出演する「ミュージカル体験塾定期公演」の演目になるようなのです
もちろんそのままではなくて、塾生用にたくさんの手直しが入ることになるとは思いますが、少し難しいテーマを、楽しく、明るく、面白く伝えるこの作品…演じるのはかなり難しそうです
頑張らなくては…
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ミュージカルでもエコや温暖化を取り上げているんですね。私たちもホント真剣に考えていかなければいけませんよね
ホープ・ランド…、尚子さんたちのアレンジが楽しみですね
投稿: 大ちゃん | 2008年8月 7日 (木) 17時28分
おー、そうなんですね!?
定期公演がますます楽しみです!(^o^)
投稿: Honj | 2008年8月 8日 (金) 07時30分
こんにちは。毎日暑いですね。うちではこの暑さのなか冷蔵庫が壊れてかなり不便を強いられています。でも、冷たい飲み物に関しては《氷と魔法瓶》を見直すことができました。氷は(冷凍できるようになるまでは)買わなければなりませんが、魔法瓶は電気などなくても使えるので、冷蔵庫がなおったあとも続けるつもりです。
さて、ふるさときゃらばんの「ホープ・ランド」の情報、とても興味深く拝読しました。尚子さんが書いてくださったあらすじ(?)をお読みして hope landの言葉の意味を改めて噛みしめていたら、人間の小ささ(弱さ)と大きさ(強さ)が同時に連想されました。
実はオリヂナルのチラシを目にはしていたのですが、尚子さんの文章をお読みして、ますます観たくなってまいりました。今年の夏から来年の春にかけては特に動きが取りにくいのが残念ですが、機会があれば逃さないようにしたいと思います。
では。
投稿: 長谷部 | 2008年8月 8日 (金) 12時47分